2009湘南国際マラソン。初回大会から、大会のひとつの柱に掲げているのが、「環境に配慮したマラソン大会」をつくることです。
“大きなイベントを行う以上、大量のゴミが出てしまうのは仕方ない。電力や車輌の使用で環境負荷をかけてしまうのも仕方ない。しかし、参加者や関係者の心配りで、その環境負荷を”軽減”することはできる”─これがそもそものコンセプトです。
第2回大会(2008年3月)からは、この主旨に賛同する企業があつまって「エコ・フレンドシップ」というグループ活動をスタートさせました。会場内には、各企業色あふれる資源分別ステーションがならび、ランナーの安全を見守る車輌や自転車、運営で使う備品には、各所に環境配慮の視点が加えられています。
ここでは、そんな大会スポンサー各社の顔ぶれをご紹介してゆきます。
azbil 株式会社山武
創業以来100余年、産業における「省」を推進してきたazbilグループは、古 くから縁のある湘南で開催されるこの大会を、私達がこれまで蓄積してきた環境に対する想いで盛り上げます。
今年もエコ・フレンドシップの推進リーダーとして、環境に優しい大会づくりや、環境に対する気持ちを育てる大会づくりを積極的にサポートします。例えば大会の環境負荷分析や資源分別などをはじめとした活動を通じて、マラソン大会への積極的な環境負荷低減に向けての提案をしています。
大会当日は、エコ・フレンドシップの様々な取組みに触れることのできるブースを「エコフレンドシップブース」としてオープン!サポーター企業や団体の工夫をこらした展示が盛りだくさんです。隣には「azbilブース」を構え、毎年恒例のエコカフェをオープン、日頃のちょっとした工夫でエコに貢献できる「エコ宣言」をして、おいしい飲み物を召し上がっていただけます。是非、お立ち寄り下さい。
株式会社日立情報システムズ
当社は、湘南国際マラソンが掲げる「環境に配慮したマラソン大会」というコンセプトに賛同し、今回より「エコ・フレンドシップ」として活動させていただきます。
2009年6月に創立50周年を迎えた当社は、長年にわたり社会の情報化を支えてきた経験と技術を活かして、ITサービスの提供を通じた豊かな社会づくりへの貢献を目指しています。
環境保護についても、省エネルギー化に貢献する「グリーンITソリューション」の提供や、省電力化と放熱対策を柱にした「環境データセンタ」構築を推進し、地球環境への負荷軽減に努めています。
今回の湘南国際マラソンには、当社から多くのランナーやボランティアが参加する予定です。本大会への参加を通じて、当社社員をはじめ、より多くの方々の心に「環境に対する気持ち」が育まれることを願っています。
協栄産業株式会社
エコ&プラスチックリサイクルの協栄産業です。
当社は会場の資源分別とペットボトルのリサイクルを通じて「環境に配慮したマラソン」に貢献するため、今年もエコ・フレンドシップに参加します。
ご存知ですか?皆さんが普段何気なく使っているペットボトルは石油から作られています。
ペットボトルは単一素材、単品回収が可能であり、リサイクルすることで良質な石油と同じ資源になります。正に日本に湧き上がる「都市油田」と言えます。中東のように油田がない日本がこれを有効活用しないのは非常にもったいないと思いませんか?
更に当社で回収ペットボトルをリサイクルすることで作られるリサイクル原料は、石油から作った新しい原料に比べて、約63%のCO2削減効果があります(三菱UFJリサーチ&コンサルティング調べ)。ペットボトルのリサイクルは皆さんが簡単にできる「CO2削減の身近な第一歩」。なのです。
当日はペットボトルのリサイクルが分かる展示ブースをオープンします。ぜひ立ち寄って、リサイクルの大切さを実感して下さい。
株式会社湘南貿易
私たち湘南貿易は、横浜に事務所を構え、プラスチック関連機械の輸入販売を主に行っている商社です。
オーストリアのプラスチックリサイクル機「EREMA」の日本代理店であり、日常的にリサイクルに関わる仕事への縁が深い当社は、湘南国際マラソンの「環境に配慮したマラソン大会」という理念に賛同し、昨年の第3回大会よりエコフレンドシップのメンバーに加わりました。
今大会では、資源分別ブースでのボランティアのほか、大会の開催周辺地域から出た廃プラスチックをリサイクルして作った「エコ袋」の提供、昨年度大会で回収されたペットボトルをリサイクルしたベンチの展示などを通じ、「地域で出たゴミは、地元でリサイクルして再利用」する「リサイクル地産地消」の普及 を目指して活動いたします。