これまでの活動1:ブース展開(2008.3月)
第2回大会では、会場内にエコ・フレンドシップメンバー共同のブースを設置し、団体としての取り組み、各社の紹介などを行いました。ブースには、約 3,000人もの人が訪れ、環境に対するクイズラリーをしたり、各々がエコに関して“できること”を目標として宣言しました!これまでの活動2:資源分別ステーションでの環境活動(2008.3月)
第2回大会では、大会会場内7箇所に資源分別ステーションを設けました。 推進リーダーの株式会社山武をはじめ、17社によりなるエコ・フレンドシップメンバーから総勢80名が参加して、地元指定の8分類を徹底し、来場者に分別を案内しました。▲会場内飲食ブース前に資源分別ステーションを設置 |
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▲エコ・フレンドシップロゴ入りのボックスで、 会場内のゴミを収集 |
▲参加者に分別を細かく指導 |
これまでの活動3:資源分別の運搬〜収集(2008.3月)
資源分別ステーションに収集された資源は、エコ・フレンドシップの運搬班によって会場内の収集所に運搬します。分別がなされていないものについては、ここで調整をします。 第2回大会で収集されたペットボトルは850kg。「容積」縮めるため、つぶしてトラックに収納してゆきます。 分別収集の結果は、「重量」と「容積」のかけあわせで決定します。第3回大会では、この2つの数値をより低く保つことにつとめてゆきたいと思います。 |
これまでの活動4:写真展での環境動紹介(2007)
「2007湘南国際マラソン写真展」2007/12/23〜31日(平塚ラスカ)第2回大会にあたっては、大会の環境活動結果を、写真展として紹介しました。
環境への取り組み、エコ・フレンドシップの成り立ち、活動紹介などを第1回大会の活動写真とともに展示報告しました。
これまでの活動5:エコ・フレンドシップ 環境負荷分析結果(2008)
2008湘南国際マラソンにおけるCO2排出量は、約40トンとなりました。内訳では、紙類が、7割を超えて高くなっています。大会募集パンフレット、ポスター、事前案内、プログラムなど参加者を対象にした制作物は、その多くを紙媒体が占めています。ホームページを活用しての情報提供も併用し、そのアクセス数も増えてはいます。
今後、参加者のニーズをみながら、情報の発信方法を検討してゆきたいと思います。
期 間 | 内 容 | CO2排出量(kg-CO2) | 割合(%) |
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大会準備 | 紙類 | 29,448 | 75% |
ユニフォーム類 | 3,578 | 9% | |
大会期間 | 輸送(大会運営) | 1,958 | 5% |
車輌(大会設営) | 1,650 | 4% | |
発電機(大会設営) | 1,068 | 3% | |
廃棄物 可燃ごみ | 1,823 | 5% | |
合 計 | 39,525 |
下記の表は、エコ・フレンドシップメンバーの努力が、どのくらい大会の環境負荷軽減に貢献したか?について示しています。実際のところ、大会運営に係る環境活動や、商品の環境配慮により、CO2排出量について、8.7トンの効果があがりました。
今大会は、資源分別の徹底、エコ袋の配布、循環リサイクル資源型容器の使用などにより、より多くの削減効果が生み出せるかが課題です。
取り組み内容 | 効果(kg-CO2) | 活動・担当メンバー |
---|---|---|
ごみの分別→リサイクル効果 | 3,000 | 株式会社山武ほか17組織 |
自転車利用の効果 | 25 | 宮田工業株式会社 |
生分解性プラスチックカップ利用の効果 | 5,168 | 株式会社コバヤシ |
ダンボール箱利用の効果 | 359 | 宮沢紙工株式会社 |
ハイブリッド車利用の効果 | 198 | トヨタディーラー神奈川7社 |
合 計 | 8,750 | − |
これまでの活動6:参加メンバーによる資源分別ステーション
第3回大会では、大会会場内の資源分別ステーションを、エコ・フレンドシップ活動メンバー4社が、それぞれに受け持ちました。各ステーションに企業のカラーがあらわれ、特色ある活動を行うことができました。▲azbil株式会社山武ステーション(資源分別) |
▲湘南貿易、協栄産業ステーション(資源分別) |
▲株式会社山善ステーション(資源分別) |
▲東京電力平塚支社ステーション(資源分別) |
▲azbil株式会社山武ブース(エコカフェ) |
▲エコ袋使用の呼びかけ |
▲エコ・フレンドシップブース(ペットボトルおもちゃ) |
今回分別回収された資源の重量を前回大会(2008年3月16日)と、各々の重量を比べると、今大会では、「ペットボトル容器」の重量が半減していることがわかります。これは、雨天で気温が下がったためと思われます。また、飲食出店がにぎわった影響で、「生ごみ」「可燃性ごみ」「廃プラスチックごみ」が増えています。参加者増(約5,000名)に伴い、資材としての段ボールが増加したことがわかりました。
会場では、参加者全員に「エコ袋」を配布し、ポイ捨てを防ぐ試みを行ったり、飲食出店者の一部では、循環リサイクル型容器を採用したりしました。さらに、今大会で回収したペットボトルを資源化してベンチにする予定もあります。
今後は、「環境に配慮した大会」を実現するために、参加者への呼びかけはもちろん、運営者自身もゴミ重量・容積を削減すること、分別をより徹底すること、環境活動の成果をカタチにしてゆくことなどが課題となりました。